燃える企画マン

大会社の企画の仕事を担当して、もう、6年にもなる。
その6年をそれ以外の仕事(研究職・計画スタッフ)の時期と比較すると、とても長かったような気がする、ってことは、それだけ「刺激が多かった」ってことなんだろう。人間、歳をとると、歳月を早く感じる。その理由は、脳神経学者や精神科医に言わせると「歳をとると、経験を積むのに応じて、環境適応力が増して、本人への刺激が低下する。また、感覚も鈍くなって(ここいら辺が恐い)ますます、感動することが減ってくる。感動が無いほど時間感覚は早く感じる」ってことになるらしい。私の企画マンとしての6年は波乱万丈だったということらしい。

そう、何度か、崖から突き落とされた(ような気分になった)ことはある。そのパターンは、「登れ!」といわれて登ったハシゴを外されて、挙句の果てには、「おまえの下にはハシゴは無い。飛べ!」とか云われて、飛んだら、地面に激突して痛かった、、、みたいな・・・・ま、決して「崖から突き落とされた」わけではなく、自分で飛んだんだろ、っていう鮮烈な刺激だったりする。

でも、そんなことでめげたことは一度もないし、これからも、大丈夫だろうと、楽観している自分が結構、好きだったりする。

燃える企画マンは、「目的優先」。ゴールのためには手段は選ばず、邁進することができるっていうところが、企画職の良いところだろう。飛んで、「痛い思い」をした後で、気が付いたら、「わ。我ながら遠くまで飛んだもんだ」ということもあるから救われる。

さぁ、飛べ。

明日もがんばろう。