朝日新聞:会派の論理 鈍る追求

一昨日の朝日新聞の湘南地方面に:
見えない議会という特集記事があって、

 会派の論理 鈍る追求
  市民感覚と距離 残る疑念

という見出しがあります。

asahi.comにも載っていました↓
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000321102240001

藤沢の例の善行6丁目の土地取得疑惑と、横浜市の「開国博Y150赤字補填問題を例として、市議会が全うなチェック機能を果たせなくなっている現実を書いてくれている。

知り合いの原田伴子 藤沢市議も登場する。

二つの例、共に、市で問題になった事柄に対してきちんと追求しようという議員がいるにもかかわらず、自民・民主・公明が与党としてその追求をブロックするので、真相究明が進まない。

藤沢の土地問題では、自民党からも一部「追求する側」に回ってくれる議員(市川和広議員)も出たが、そういう勇気ある行動は例外的で、普通は所属会派の意向に従うことになる。与党として政策に発言権を持ち続けるために、全うな市民感覚からかけ離れた市政が不問に付される。

市川議員が自民党の指示に従わないという勇気ある行動が取れたのは、市川議員の強い正義感と、無理に押さえつけて会派を離脱されるのは困るという自民党側の論理が一致したからだ。

こんなことで良いはずはない。

市議会は市政のチェック機関だから、全うなセンス・常識をモノサシとして判断してくれれば良い。会派なんて要らないとも言える。

4月の統一地方選が近づいてきた。
今度は、よく考えて、調べて、投票行動を選択しよう。