藤沢市議選の立候補予定者を仕分ける

2月下旬に予告しましたが、藤沢市議選の立候補予定者を「仕分ける」公開質問状の回答集計結果をここに発表します。
新聞各社に投函したプレスリリースをほぼそのまま貼り付けます。明日以降、新聞にも載ると思います。多分、記事は小さな扱いになりますので、詳細は、以下を参照ください。

藤沢市有権者の多くの方は、善行6丁目の土地取得に纏わる疑惑の究明に興味をお持ちのことと思います。下の結果を見て、良く考えて投票しましょうね。投票日は4月24日(日)です。
2011年4月12日
プレスリリース

市民が仕分ける会(藤沢)(代表:岡本徹、藤沢市在住)は、藤沢市政に関すること等(市の事業、市議会議員、同立候補予定者等)を市民の立場から分かりやすく仕分けて情報共有して行こうという市民運動で、本年1月23日に藤沢市民約60名の支持を得て発足しました。今回、藤沢市議選に立候補を表明されている方に、公開質問状をお送りすることによって、立候補予定者の所信を分かりやすく市民に情報提供することにいたしました。

一昨年より善行6丁目の土地を藤沢市土地開発公社が1億円超で先行取得した問題は、市議会でも100条委員会設置を求める陳情が繰り返し取り上げられましたが僅差で否決され、住民監査請求・行政訴訟にまで発展して市民の注目を集めている事件となっています。この問題こそが、市政に対する意見を正に二分する、試金石となっていますので、この問題に焦点を当てて、回答を集約させていただきました。

今回、ご多用中にも関わらず、質問状にお答え頂いた立候補予定者にお礼申し上げると共に、約半数にも上る回答頂けなかった方・及びその所属会派の方針に遺憾の意を表明いたします。回答頂けなっかった方の多く(無所属を除く)は、所属会派の方針によってこの質問状にお答え頂けなかったと、複数の情報源からコメントを頂戴しています。有権者に所信を表明することなく立候補することは、議会制民主主義の根幹に矛盾する行為です。会派の論理で所信表明を抑制するのは「会派」の存在意義・目的とその運営手段を履き違えた本末転倒の指令であります。

市民が仕分ける会(藤沢)は会派の論理よりも市民への情報開示が優先することを今後も強く主張してまいります。

公開質問状に対して頂いたお答えの集約結果(順不同・敬称略)

  • 100条委賛成・市長は説明責任を果たしているとは思わない立候補予定者(18名)

永井ゆずる 加藤なを子 加藤一 宮戸光 栗原義夫 原田伴子 高橋八一 佐藤清崇 三野由美子 青木仁子 竹村雅夫 渡辺光雄 渡辺慈子 土屋俊則 藤本昌樹 柳沢潤次 柳田ひでのり 脇れい子

  • 100条委反対・市長は説明責任を果たしていると思う立候補予定者(1名)

浜元 輝喜

  • 答えられない立候補予定者(1名)

吉田 淳基

  • 質問状をお送りしたが、回答を頂けなかった方(22名)

しろた明秀 井上裕介 熊倉旨宏 原輝雄 佐賀和樹 佐藤春雄 桜井直人 山口幸雄 市川和広 種部弘 松下賢一郎 松長泰幸 諏訪間春雄 増井秀夫 大野美紀 大矢徹 東木久代 武藤正人 矢野彰教 有賀正義 塚本昌紀 神尾江里

公開質問状原文は下記URLで公開しております。
http://d.hatena.ne.jp/tetsu_fuji/20110224