旧江の水跡地の買取り未遂事件はやっぱり2倍近い不当価格だった

海老根前市長の悪巧み粉砕作戦第3弾
今日、藤沢市が旧江の水跡地を買い取ろうとして結局白紙撤回になった事件の市の予算額が、予想した(心配していた)通り、公示価格の2倍近い高値であったことが明らかになった。8月1日の横浜地裁の情報開示命令に従って市が公開したもの。
公開された市の買取予算額は4億6千万円。土地の面積が1100平米だから、418,182円/平米となる。国土交通省の標準値・基準値検索システムによると最寄りの公示地価は238,000円/平米(片瀬海岸2丁目の住宅地、平成23年1月)なので、市の予算額はその2倍近い値段に相当する。
この土地取引は、市が事業計画書を偽装(日付をバックデートしていたこと)が発覚して結局実施されなかったとは言え、風致地区指定の解除(高い建物を建てられるようになって地価が上がる)が計画されていたこと・海老根靖典前市長の後援者が取引に直接関与していることに加えて、今回、買おうとした値段が相場より高いことが判明したことで、改めて、前市長の乱脈ぶりが明らかになったと見るべきであろう。
善行6丁目の土地問題でも買い取り価格決定のプロセスが大いに問題になった。前市長が担当したこととは言え、市政のプロセスを根底まで見直すチャンスである。藤沢市には徹底した土地鑑定など価格決定プロセスの正当化を期待したい。

今日開示された文書などはmorticianさんがここ↓に開示してくれています。ありがとうございます。
http://www.geocities.jp/daigiri120830/20120827.htm