懲りない人々(海老根前市長・新井前副市長)

10日に「海老根前市長・新井前副市長が現市長を名誉毀損で訴えた」記事↓に接した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121010-00000128-mai-soci
こんなことをしても海老根・新井サイドに勝ち目はないので、コメントするのは止めようと思っていたのだが、知人と話していて事件の詳細がかなり忘れ去られていることに気付いたので、改めて、この海老根・新井サイドの主張が如何に「変(ヘン)!」か整理してみたい。
知人は11日の毎日新聞記事にある『川に落ちた犬をメッタ打ちにするのはルール違反』という海老根サイドの弁護士のコメントに同情を示すのだが、オイオイ!、ちゃんと思い出してよっ!
関連記事のスクラップと海老根・新井の訴状がここにあります。morticianさん、いつもありがとうございます。
http://www.geocities.jp/daigiri121031/20121010EBN.htm
懲りない人々
海老根前市長・新井前副市長(以下海老根・新井サイドと記す)には全く反省がない。
百条委員会ができる前や百条委員会初期には海老根前市長は「(問題の善行土地は)知っている土地で、購入を自分が決めた」と断言した上で、「説明責任を果たす」と言っていた。
それが、百条委員会の最後では「こんな事態になって申し訳ない。知らなかったこと。」(海老根)に変わった。「知らなかったこと」とすることで責任を逃れようという魂胆だが、上記のように問題発覚後に事態を理解した上で「自分が決めた」と言っていた本人が「知らない」に変わるのは、到底許されることではない。
「知らなかった」という主張は「新井が持ってきた案件を安易に承認した」という意味だ。首長として無責任の謗りを免れ得ない。
加えて2月の市長選期間中には演説会で「(善行土地購入は)議会の承認を得て実施した」と嘘を付き、百条委員会で宮戸委員が追及すると「一候補者だったので、申し訳ない」と言う。
今度は「(鈴木市長が刑事訴追に言及したことを)名誉毀損だ」(海老根・新井サイド)と訴える。
暴挙だ。市民は忘れていませんよ。
新井さん、あんたが一番、反省が足らない
新井前副市長はまさか「知らなかった」とは言わんでしょうな。善行土地事件の中心人物です。新井さんが海老根さんと一緒に名誉毀損の原告に名を列ねていることには、正直言って吐きそうですわ。事業計画すらない土地を、担当部署替えまでして、無理やり買ったのは新井さんあなたですよね。反省してください。
議会が刑事訴追を求めたのだ
百条委員会報告は海老根・新井サイドに刑事訴追と損害賠償を勧告した。↓
http://shigikai.city.fujisawa.kanagawa.jp/g07_OshiraseView.asp?SrchID=104
百条委員会には捜査権が無いので、市役所の中での意思決定プロセスがいかに不当だったかを詳細に暴き出すことには成功したけれども、何故、かくも多くの担当者がこの案件を是認してスルーしたのか、本当のところは闇の中になっている。
真の動機究明が待たれるが、そのためには警察の捜査権が必要なのだ。
百条委員会の報告を、市議会は全会一致で可決した。市民の代表が海老根・新井サイドを「刑事訴追し・損害賠償請求する」ことを良しとしたのだ。この事実を重く受け止めて欲しい。
鈴木現市長はこの市議会決定を受け、その通りに進めようとしているだけだ。
どこが名誉毀損か。
笑止千万。